2012-01-01から1年間の記事一覧

足し算と掛け算 3

会社組織においても同じ事が言える。 組織でまたはグループで 何か一つの事をやり遂げようとしている時に 一人でもマイナス人間がいるとその組織・グループは必ず崩壊する。 最近の大型企業倒産なんかは 典型的な例である。歴史があり 巨大な組織であればあ…

足し算と掛け算 2

自分自信が努力をしてプラスになっているときに マイナスの要素(仕事・人間関係など)が近寄ると それは掛け算で作用する。 プラスの数字にマイナスを掛けると 小学生でも答えが出る。 大きなマイナスになる。 そこから這い上がるには 積み重ねしかない。 つ…

足し算と掛け算 1

よく人は 足し算で仕事とか人生を考える癖がある。 人生の諸先輩は 「仕事も人生もすべて努力の積み重ねだ!」とよく言われている。 しかし本当にそうだろうか? 確かに積み重ねには違いないことも多いが 実際には積み重ねだけでは割り切れないことの方が現代…

タンスの引出し 4

それが段取りや 仕事のスピードに 結びつき名人芸とよばれる。 名人の技と道具は 表裏一体である。 この話からぜひ感じて欲しい事は 人間にもモノにも 逃げ道 つまり遊びがいるということだ。 仕事でも 対人関係でも 相手の逃げ道を完全になくしてしまうと …

タンスの引出し 3

人間は、完壁ではないからこそ 逃げ道を作ることで、いい作品になる。 この名人芸は 絶対コンピューターにはできない。 なぜなら あまりにもコンピューターは 完壁主義だから。 きっと名人は ゆとりを逃げ道と表現されたのかもしれません。 また その逃げ道…

タンスの引出し 2

名人が作ったタンスの引出しは 入れるときに非常に入れにくい。 ところが入れてしまうと スムーズに動く。 引出しの奥の幅は 内側の寸法に キチキチに作ってあり 手前も枠内にピッタリするように 作ってある。 それだけでは スムーズに動かない。 真中の幅は…

タンスの引出し 1

50年近く 家具職人をしてきた名人と お酒を飲む機会があった。 お酒がすすむにつれて 名人のなんたるやを感じる話を 聞くことができた。 話のとっかかりは 「逃げる道を作るのが名人や!」という 言葉だった。 私は 「名人が逃げ道を作るなんて?」と 反論する…

非常識の常識 4

現代社会でも同じことが言える。 学歴社会という従来の常識も崩れつつあるし リストラが流行って 終身雇用も崩れてきた。 しかしこの終身雇用だって 百年前にはなっかた制度だ。 ひたひたと実力社会が 確実に来つつある。 戦後のスーパースターたちも常識破…

非常識の常識 3

昔は人生五十年の時代。 早く子供をつくって子孫を 残さなければならない時代だった。 だから十五歳になれば もう成人として認められた。 つまりたかだか2〜3百年で 常識なんてガラリと変わる。 もっと歴史をひもとけば 天動説と地動説もいい例だろう。 コペ…

非常識の常識 2

非常識の常識 2 5年10年たっても 非常識のままかもしれない。 答えは歴史がだす。 戦国時代 日本の男子というのは 十五歳で元服した 元服というのは いまの成人式にあたる。 元服をして 年上の嫁をもらって セックスをし子供も作った。 今でいうなら中学三年…

非常識の常識 1

「このごろの若いヤツは!」と言う言葉が 歴史をつくった。 という話を聞いたことがある。 人類が最初に覚えたのは この言葉だったともいう。 はるか太古の時代から 今の時代に至るまで 「このごろの若いヤツは」といわれた若者が 歴史を作ってきたのだ。 今 …

利子をもらえる会議をしよう 5

利子をもらえる会議をしよう 5 すなわち これが会議における利子なのだ。 相手に利子をあげることで自分にも 大きな利子が帰ってくる。 だからこそ どんな会議でもみずから 周到な準備をして参加すべきである。 アイデアとはそんなものである。 これは情報に…

利子をもらえる会議をしよう 4

4人はお茶をにごすだけの準備しかしてこない。 (誰かをアテにして)かりに一万円札を持ってきたとしよう。 4人がそれぞれ一万円札を出し 会議がおわったところで 自分が出した一万円札を持って帰った。 誰の財産もふえなかった。 お金とはそんなものである。 …

利子をもらえる会議をしよう 1

ここで一つ オモシロイ逸話を紹介してみよう。 あるグループで 酒盛りをすることになった。 日本酒が好きな仲間なので それぞれ一升瓶で酒を持って集まることになった。 A君は 『オレー人ぐらい、酒のかわりに水を入れていってもわからないだろう。』と 酒の…

馬鹿売れ電子書籍 第二章 8 / 竹菱康博

人脈を広げるために投資する金は将来の信用と大きな金脈に変わる。とは言っても金脈は必ず洞れるときがくる。だからこそその金脈をまた新しい人脈に投資するのだ。すると、また新しい信用ができる。またその信用が、新しい金脈を探し出す羅針盤になってくる……

馬鹿売れ電子書籍 第二章 7 / 竹菱康博

「金」、「信用」、「人脈」には優先順位がある。まず、何よりも優先されるぺきは人脈だ。世のなか金、金、金でビジネスを追っかけていると信用と人脈を失うようにできている。金は人脈を作り育てるために使うもので金儲けのために使うものではないというこ…

馬鹿売れ電子書籍 第二章 6 / 竹菱康博

「無」から「有」を作り出すのだ。何もないところから何かを生み出そうとするからこそ人は苦労をし成長するのだ。「有」を作り出す方法に近道はない。朝から晩まで走り回って汗をかくしかない。涙を流すしかない。血を流すしかない。竹菱康博

イメージの力 1 / 竹菱康博 電子書籍

手塚治虫が『鉄腕アトム』を描いた時代には世界中のどこにも超高層ビル群やその谷間を縦横に走る高速道路なんてなかった。ところが今の街はまるで手塚治虫の鉄腕アトムの世界で描かれていたイメージを真似したかのようにソックリの風景になっている。竹菱康博