希望ある限り若く失望と共に老い朽ちる 3

夢や希望の炎を燃やしている限り、一生青春なのだ。

最近の経過年齢の若い人に多くみられる気がする、若者老人。

夢や希望がなく、ただ毎日を時だけが過ぎるがごとく生きている。

確かに自分自身も振り返ると、そんな時期もあった気がする。

だからこそ今、45歳にして青春を譲歌したい。

物質文化が絶対視された日本の戦後においては

社会環境が青春という感性・感覚をダメにしてきたかもしれない。

心の底には夢や希望を持っていても

それを大声で語ることも

ダサイというひとことの言葉で表現され、打ちのめされる。

だからこそ今、大きな声で「自分は、青春真っ只中」と叫び

本当の青春とは、精神のなかにあるという自覚で

死ぬまで青春………。